Bilingual Culture Magazine

Interview with A.Y.A.

text&photo_Sayuri Sekine

POPだけどエッジーな「インターネットポップ」を切り開く注目の若手シンガーソングライターA.Y.A.(エーワイエー)って?

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    • AYA

HIP HOPを軸に展開する日本の注目レーベルLOW HIGH WHO? からデビューし、今年5月に1stアルバム「2 COOL 4 SCHOOL」をリリースしたシンガーソングライターのA.Y.A.。一目置きたい東京のアイコンの一人として活動する彼女は、音楽で生きていくと決心した12歳から、あらゆるオーディションを受け始め、高校時代からは自分自身で作詞作曲をスタート。高校生からは夢を追って福岡から上京し、音楽活動と学業を両立させてきた。現在に至るまで、そのセルフプロデュース力によって彼女だけのスタイルを創り出す事に成功。彼女の持つユーモア・センス・ウィット・世の中に対する反骨精神やフレッシュな時代感覚で作り上げた「インターネットポップ」というジャンルを切り開き、自分の道を歩み始めている。そんなシンガーソングライターAYAのインタビューをお届けします。

—高校生の時に福岡から上京してきた理由は?

雑誌とレコード会社が合同で開催していたオーディションがキッカケ。モデルになりたかった訳じゃないけど、歌なら何かしら引っかかるかも、と思って応募したの。それがキッカケで、上京してスクールに通うことになって。でも、どこに行っても作られていた感じがして、全然私らしくなかった。それで途中からは自分で作詞作曲、自己プロデュースをするようになりました。そこからが本当のスタート。

—自分の曲に対する思いとは?

みんながやってないことをやりたい。POPだけどエッジーな曲を発表して行きたいと思っています。日本って、ファッションに関しては流行が重視されているのに、音楽の事になると途端に鎖国化したり、懐古主義的になったりするから不思議ですよね。あと私、小さい頃はいじめられっ子だったんですけど、いじめられていることを親や周りの人には相談出来なかったんですね。すごく寂しかった。その時ずっと音楽を聞いていて、すごく励まされたことを覚えているから、自分が世に出ることで、同じ気持ちを味わっている子たちを応援することに繋がるんじゃないかって。そういったことを曲に込めています。あとはちょっと過激な事も歌うかな。良い子なだけじゃつまらないでしょ?(笑)

—作詞作曲についてお聞かせ下さい。

自分の実体験や、周囲を見て感じた事・思ったことを歌詞にしています。Cubaseを立ち上げて、ループを打ち込んで作曲したり、ギターやシンセで遊んでるうちに出来ていく事が多いかな。歌詞はどんな場所でも書けるから、毎日書く。

—A.Y.A.はどういう女の子?

タフでセクシーで芯があって優しくって…A.Y.Aは、私の理想の女の子像でも、私自身でもある。私自身は、明るい性格かな。ネガティブな時期を乗り越えて今の私がいるので、音楽でも、むやみやたらにポジティヴさを押し付けるよりは、ちゃんとそういう暗い感情とか、ドロドロしたことも歌っていきたい。

—Fashionのテーマは?

音楽同様エッジーでカッコいいスタイルが好き。ストリートの匂いがしつつ、どこかモードなファッションなんて最高。あとはどこか音楽の匂いのするファッションが好き。古着のバンドTも沢山持っています。

—好きなアーティストは?

The Police, The Smiths, Madonna, Prince, Blondie, Bow Wow Wow, New Order, Nirvana, Hole, Sonic Youth, The Strokes, Amy Winehouse, Charli XCX, Lana Del Rey, Britney Spears, Beyonce, Rihanna, Siouxsie and the Banshees…たくさん!日本だったら宇多田ヒカルと岡村靖幸、ミッシェルガンエレファントとか!

—今回のアルバムのタイトル「2 COOL 4 SCHOOL」に込められた思いとは?

小さい頃の私みたいに、一人で疎外感を感じているような人に、「そのままで大丈夫だよ、あなたは何にも悪くない、あなたは群れるにはクール(イケてる)過ぎるだけ、あなたをのけ者・笑い者にする人たちの何倍もクールな存在なんだよ」って伝えたい。

—今後どう活動して行きたいですか?

良い意味で、毒というか、起爆剤になりたいです。安全でクリーンなだけのポップスは、他の人がもう沢山やり尽くしているでしょう?(笑)例えば今、マドンナのバックダンサーで務めたことでも有名なAyaBambiという同性カップルのダンスユニットが居ますよね?彼女達は特にセクシャルマイノリティについて言及したりしないけど、公の場に出て行く事で、それ自体がセクシャルマイノリティの存在を主張するアピールとして機能している。そんな風に、私も、自分がおおっぴらにセックスについて歌ったり、フェミニズムや政治について歌ったり、主張していく事自体が、世の中に対する反抗の証になる気がしているんです。だからこそ、アングラでマスターベーションみたいなことはしたくないし、やっぱり日の当たるところで音楽をやって行きたいと思っています。つまり有名になりたい。そして、私が活躍することで「私でもできるかも」って皆にも視野を広げて、勇気を出してもらえたらいいな。学校以外にも世界はあるし、私が気づいてやってきたように、みんなにも気付いて欲しいです。

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A.Y.A(エーワイエー)

1992年6月9日、福岡県生まれ。幼少期から歌手を志し、15歳で単身上京。ポップかつカッティングエッジな音楽性に定評があり、作詞作曲、アーティスト写真やミュージックビデオの制作も自ら手掛けている。音楽、映画、ファッション、セレブリティ情報など、海外カルチャーにも造詣が深く、モデルや雑誌『NYLON』のブロガーとしても活動。トレードマークはビビッドな赤毛!
Twitter https://twitter.com/glamayaka
Blog(NYLON) http://www.nylon.jp/blog/ayaka/

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